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Posted by あしたさぬき.JP  at 

2013年04月01日

4月1日(月)25年度

 今日、スポーツ保険の手続きをしてきました。今日手続きをすると、明日から発効となります。明日が今年度最初のお稽古となりますが、一日でも保険無しで稽古はしたくありません。昨年度も、一人も稽古中に怪我をした人はいませんでしたが、今年度も怪我がありませんように。
 さて、昨日は高知県立武道館で、午前中は演武会、午後は師範の講習会でした。
 私は1年以上前から、昨日の午前中に薙刀の演武を依頼されていたので、凌雲館の演武会には参加できませんでしたが、代りに高校1年生のY.MくんとO.Tくんが演武をしてくれました。凌雲館のM先生や凌雲館の保護者の方から、褒めて頂き、本人たち以上に嬉しく思いました。この二人だけでなく、本当はYさん母子にも立志館の代表として演武をして貰いたかったのですが、行く足がなく、私の演武終了を待って、私と一緒に講習会にのみ、参加してくれました。息子のKくんは、師範や伊予の皆さんに、お稽古を褒めてもらい、それも嬉しかったです。
 そうそ、高知のY先生からも褒めて頂きましたが、総じて今時の子供は大人の顔色を見過ぎだ、子供のうちは、高校生も遠慮せず、大人をブン投げろと助言を頂きました。私と全く同じことをおっしゃるのが可笑しかったのですが、自分より弱いお相手、小さいお相手には、その子より、少しだけ強い力で向かい、その子の力を伸ばす稽古をして欲しい、自分より強いお相手には精一杯、ぶつかっていって欲しいです。最近は、ずいぶん、そんな風になってきたように思いますが、それでもまだ少し、生温いかな〜。とはいえ、『怪我はしないさせない』ルールが一番大事です。互いを磨き合い、しかも怪我をしない稽古、大人にも難しいことかもしれませんね。でも、合気道の道場は、そうありたいですね。
 昨年度最後の高知の演武会&講習会では、以上のように、一緒に行った人達が褒められただけでなく、いよ神武館の皆さんのご好意で、居残り稽古を1時間し、その上、師範お手製のカレーまでご馳走になりました。行かなかった人、行けなかった人、残念でしたね。高校生の二人は、小学5年生のとき、高知の道場に行ったことを、今でもよく覚えていてくれました。帰りの車中、5年前にしたのと同じ、トンネルに入る度、トンネルを出るまで息を詰めるゲームやしりとりをしていました。一人っ子のKくんは、日頃のしっかりしたリーダーではなく、お兄さん二人に遊んで貰って、楽しそうでしたよ。Kくんも、二人のように、昨日の出来事を長く忘れずにいてくれるかな〜。
 Kくんは立派なリーダーでしたが、今日から中学生。新6年生のN.DくんF.AくんH.Mちゃん、まだ誰が立志館を率いていくか、判りません。毎年、私が指名するわけではなく、自然に決まっていきます。楽しみです。
 我が家の庭には、尾崎師範から頂いたチューリップが今、3本、花をつけています。そろそろ、みんなのおうちに分けたチューリップも花や蕾をつけていることと思います。お城の桜も美しいです。入学式、始業式がつぎつぎ開かれて、新しい年度が始まりますね。立志館も、明日から、元気に仲良く、新しい年度を始めましょう。今年も「今日は合気道の稽古がある、嬉しいなあ♡」と来て、「楽しかったな〜♡」と帰って行く、そんな立志館でありますように!(そして、もう少し頻繁にブログを…)
   


Posted by risshikan  at 17:24Comments(0)

2013年01月28日

1月28日(月)早くも、1月の終わりが…

 年末が慌ただしいと思っていましたが、年始も忙しく、昨日の第二回合同演武会を終え、ようやくホッと息がつけるかなと思っています。
 昨日の演武会後、男子3人と女子1人を乗せて、帰宅中、空から白いものが…「雪かな〜?」「うそ〜」「山の方、あれは絶対雪!」と話しているうちに、フロントガラスを濡らすのが、ハッキリと雪と判るようになりました。
 寒い演武会でした。先日の役員会で、県連の理事長が「コートは無し」と仰ったので、コート無しと連絡したせいで、上着を持っていない子供がいて、かわいそうなことをしました。
 それにしても、子供たちの態度には、つくづく感心した一日でした。立志館の子供たちは、いつ、目を向けてもちゃんと正座して、列の乱れもありませんでした。演武も、気合が入っていて、皆の一所懸命さが伝わってきました。
 他の道場の方に、立志館の子供のお行儀を褒めて頂きましたが、主催者席の私からは、他の道場の子供たちとの違いまでは見えていませんでした。しかし、聞いたところによると、他の道場の子供たちは、突っつき合いをしたり、けんかのようなこともあったそうです。今回は、小さい1年生の子供もいて、多少の乱れは覚悟していましたが、上級生が上手にリードしてくれました。特に今年のリーダーY.Kくんが低学年の男子を励ました「もう少しだから、がまんしような」という言葉と態度が、全体にいきわたったと思います。師範はよく「感化」という言葉を使いますが、感化する側も立派ですが、感化される側の感受性も必要です。今までも、立志館の子供たちの感化し合う関係には、感心していましたが、昨日のような寒い場所で、ずっと正座をしなくてはならないような厳しい状況でも、それが出来たことは、本当に素晴らしいことです。主催者席の椅子に座っていた私は、子供たち、仲間たちに申し訳なく、一緒に正座をしていたいと思いました。
 そうそ、記念写真でも、県連の会長、理事長に混じって、椅子で中央辺に座らされ、ほんとうに気恥ずかしかった。でも、立志館の要として、平気にならなくてはと頑張りました。しかし、本当の頑張りどころは、そんなことではなくて、立志館の代表として恥ずかしくない演武をすることですよね。
 立志館の子供たちに、6年生まででも1級を出してよいと、本部の理事長に許可を頂いて以来、子供たちの稽古も大人並みにしようとしています。私も、子供たちと思わずに、指導とは思わずに、共に上達を目指して稽古をしています。昨日の演武会、寒くて、かわいそうで、来年の合同演武会に参加してくれる子が、いなくなるんじゃないかと心配していますが、今のところ、頑張れた自分たち、頑張ったお子さんたちを誇りに思うというメールばかりが、届いています。
 今年参加した子供たち全員と、来年新しく参加する子供たちで、今年より沢山の会員が、もっと心技体ともに成長した姿で、第3回の合同演武会に行けますように。
 私は、熱は出ないものの、風邪の症状があり、昨日の演武会にマスクをして行きましたが、今朝は声が出なくなっていました。今も、肩と背中が痛み、声は出ません。
 明日には、声が出るようになりますように。熱が出ない限り、明日の稽古に出ます。子供たちも、元気で来てくれますように。  


Posted by risshikan  at 19:01Comments(0)

2012年12月30日

12月30日(日)いよいよ、つごもってきました。

 昇級昇段審査、稽古納を終え、武道の祭典も終了。
 やれやれと思いたいところですが、年賀状作成、息子たちが帰省するから、一応は掃除しなくてはなりません。一気に主婦に戻った感じ…とはいえ、薙刀は今日まで、お勉強会もあります(^-^)
 そうそ、今年も香港のKさん一家が帰省して、連絡をくれました!一昨日の寒い中、勉強に来た子供たち5人と、K兄弟二人とお母さん、合わせて十人でファミリーレストランに行きました。
 お店の人には迷惑なことに、3時間半、いっぱいおしゃべりをしました。子供たちが沢山食べたから、許してもらいましょう。Kさんには、香港の道場の話などを聞かせて頂き、とても楽しい時間でした。
 今年、立志館は公認道場となり、少年少女錬成大会など、合気道関連で、数回、東京に行き、自分の世界の狭かったことに驚きましたが、Kさんのお話を聞くにつけ、世界中に合気道の心と技に引かれて、稽古に励む人がいるんだなぁと思いました。
 飛躍の年の最後に、Kさんと話ができたのは、やはり、視野を広く持つようにということかもしれません。
 さて、昨年と今年は年末に武道の祭典があったため、稽古納が早まり、それまで恒例だったお餅つきもできませんでした。しかし、来年度からは、武道の祭典が年度最後の3月末の日曜日に変わります。ですから、来年からは、もう少し長く稽古をし、お餅つきもできたらいいなあと思っています。
 ところで、19、20、21日の審査では、皆、日頃の稽古の成果を出せたと思います。一緒に審査をして下さった、高知のM先生もM師範も、とても褒めてくださいましたね。初段を受けた大人一人と高校生5人も、褒めて頂いての合格でした。高校生5人は、これから受験勉強に向かっていきますが、勉強に疲れた頭を休めたり、ストレスの発散のために、週1回の稽古を続けて欲しいと思います。その姿がまた、後に続く、立志館の中学生小学生のお手本になっていきます。お勉強の方は、私だけでなく、主人も今まで以上に応援しようと思っています。一緒に頑張りましょう。お正月の6日のかるた会に、中学生以下の審査結果発表と、初段の証書を授与したいと思いますので、寒いですが、元気に立志館に来てください。
 武道の祭典には、立志館から11人、参加してくれました。寒い中、立派な演武でした。小さい1年生も、座る姿勢、礼、そして演武、一所懸命の姿に、感動しました。寒い中の参加、ほんとうに嬉しかったです。誇りに思いました。
 今年の宣誓は、薙刀の代表として、立志館の6年生のHちゃんが行いました。今年の武道の祭典で、一番素晴らしかったのは、その宣誓だったと思っています。参加した子供たちと、宣誓について話してはいませんが、本当に素晴らしく、前に座っていた体育協会の会長と、市長さんが、眉を上げて驚いていましたよ。立志館に来た頃は、誰とも話しをせず、稽古が始まっても、誰にもお願いに行けなかったのが、信じられないような堂々とした宣誓でした。立志館の子供たちは、総じて、恥ずかしがりですが、Hちゃんを手本にして、心も強くなってください。そうそ、出場した中に、4年生のA.F ちゃんもいました。大いに期待しているうちの一人ですが、是非是非、Hちゃんを見習って、再来年には立志館を代表する子供になって欲しいですね。
 さてさて、今からお勉強会のため、立志館に行きます。道場は寒いのに、よく来るな〜と感心します。明日は、休みますが、新年のお勉強会初めはいつになるのかな。では、みんなが、楽しい年末年始を過ごしますように♡  


Posted by risshikan  at 14:41Comments(0)

2012年11月26日

11月26日(月)講習会&演武会を終えて、ますます!

 今日は雨。急に寒くなりました。
 一昨日は、さぬき合気道教室第10回、立志館5周年記念の講習会演武会がありました。
 立志館からは、大人と子供合計44人も参加してくれました。保護者の方も、たくさん来てくださって、本当にありがとうございました。
 今年は、この秋入会したばかりの子供が6人、そのうち4人は1年生なので、少し…かなり不安がありました。高知のM師範が、「合気道連盟理事長のO師範に、立志館の凛とした子供たちを見てもらう」とおっしゃっていたので、プレッシャーを感じていました。 
 結果は、O師範に、「正座の姿、礼の姿がとても良い」と褒めていただきました。「東京の子供たちに、どんなに言っても、立志館の子供たちのようにはしない」とも、おっしゃっていました。何ヶ月か前の論語で『外相、背かざれば、内證、必ず熟す』という言葉がありました。見た目の姿勢が良ければ、必ず内面の姿勢も良くなると思います。このまま、美しい姿勢で成長していってもらいたいと思います。
 講習会は、最初、緊張していた子供たちも、笑顔いっぱいで、受けることができました。O師範のユーモアと元気と情熱いっぱいのご指導のおかげです。みんな、心から楽しんでいました。そうそ、先に書いた6人の初心の子供の中でも、一番気がかりだったT.Jくんが、大活躍でした。Jくんのご両親はペルーの方で、お家ではスペイン語で会話しているそうです。Jくんは素直で賢く、教えたことをすぐ飲み込みます。が、言葉と文化が違うので、稽古中、しょっちゅう「Jくん!」と注意しなくてはなりません。
 「道場を走ってはいけません」「お腹を上に向けて、寝転がっては危険です」「受身をしたら、すぐに立たないと危険」「私が話しているときは、静かにする」「きょろきょろしない」等等等。注意をすると、「ハイッ!」と、とても良い返事をして、態度をあらためて、しょんぼりもしない、ふてくされもしない、本当に可愛い子供です。そのJくんは、講習会で本領発揮して、O師範の質問にはいつも一番に、とても元気よく手を上げるので、皆の前で褒めて頂きました。嬉しかったと思います。見ておられたご両親も、嬉しかったと思います。私も嬉しかったです。
 演武会のとき、Jくんと面白いことがありました。時間がだいぶ経った賛助演武のとき、Jくんが声を出したので、ジロリと目で「静かにするように」と無言で注意を促しました。普通なら、私の意図を汲み従い、静かに演武を見るところですが、Jくんはジロリと私を見返すのです。「負けないぞ」とジーっと見つめていると、Jくんが先に視線をそらしました。「よしよし」と思っていると、またジロリと私を見ます。またジーっと見つめ返したのですが、とうとう根負けして、私が目をそらすと、ほくそ笑んでいました。本当に面白いです。
 演武会や講習会より、Jくんの話ばかりになりました。目がキラキラした可愛い男の子です。稽古を見ていたら、「きっと、あの子!」と判ります。K先生もM先生もすぐ、判ったそうです。一度、会いに来てください。皮肉でもなく、本当に可愛く面白く、いっぺんで好きになりますよ。
 さて、演武会です。初心者は、先輩たちに導いてもらって、上手にできました。いつも恥ずかしそうにする、紫帯の女の子たち(5人いますが、なぜか全員、揃いに揃って恥ずかしがりです)も、キリっとした演武ができました。茶帯の5年生の男子二人、入会したときは、「おさるさんが来た!」と私が言うと「家族も、みんながそう言う」と言った二人ですが、背の高い中学生と高校生を受けに、とてもカッコいい座技を披露してくれました。中学生も高校生も、身びいきかもしれませんが、それぞれの個性を持ちながら、立派な演武だと嬉しく、頼もしく思いました。大人の会員さんも、それぞれの個性が光る演武でした。大げさで、うぬぼれで、身びいきで恥ずかしいですが、みんなが私より立派だなと、本当に誇らしく思いました。
 私の演武を何人かの人は、褒めてくれましたが、まだまだです。一番嬉しい褒め言葉は「薙刀のように、厳しくて、凛として美しかった」というものでした。その後に、「流れるように技を繰り出すのとは違って、合気道の演武にはあまりない」と続くのですが、私の個性として、続けて欲しいとありました。褒めてくださる部分を大事にしながら、もっともっと稽古しようと思います。稽古仲間がたくさんいることが、嬉しいです。
 演武会の後の、大人の講習会も子供の講習会に負けないぐらい楽しく、笑顔と笑いでいっぱいでした。この季節に、みんな、汗をかいて、休憩無しの2時間でした。合気道は本当に楽しい、情熱のある指導を受けられる幸せ、仲間がいる幸せ。幸せいっぱいの大会でした。
 演武会のお礼でも言いましたが、師範、先生方、仲間、家族、立志館の仲間たち、みんなに「ありがとうございます」の気持ちです。
 昨日は、演武会の翌日でしたが、早速、稽古に来た人たちもいました。二人の子供さんと稽古に来るH.Iさん、昨日は子供さん達がお休みなのに、一人で稽古に来てくれました。入会のきっかけは、「子供を待つより、一緒にしようか」ぐらいの気持ちだったと思います。それが、昨日は一人でも来てくれた、すっごく嬉しかったです。私に武道の始まりは、剣道に子供が入会して「子供を待つより、一緒にしようか」ぐらいの気持ちでしたが、こんなにどっぷりはまっています。H.Iさんにも、合気道にどっぷりはまって欲しいです。
 12月には審査があります。これから、寒くなりますが、稽古して熱く燃えましょう!!!  


Posted by risshikan  at 20:14Comments(0)

2012年10月29日

10月29日(月)早いなぁ。もう、霜月になります。

 今日、来月のあいき通信を印刷しました。
 みなさん、ご存知のように、そして、楽しみにもして下さっているように、あいき通信裏面には、立志館の子供たちの作文を掲載することがあります。来月号には、小学4年生の女の子の、400字詰原稿用紙、なんと10枚の大作を載せます!鉛筆で、一生懸命に書いたんだろうなと感動し、お弁当が美味しいという素直さに笑顔を誘われ、神様に感謝するという言葉に涙しました。
 夏休みの宿題に書いた作文で、題材は、7月の少年少女錬成大会です。9歳の女の子が、初めて親から離れた1泊2日の体験ですが、短くて、でも長い旅だったのが、よく分かります。私が年を取って、涙もろくなっているだけかもしれませんが、感動超大作です。紙面に限りがあるので、小さい文字での印刷ですが、保護者のみなさんは、私よりずっとお若いので、平気だと思います。おじいちゃん、おばあちゃんは、眼鏡をかけて、お読みください♡ 明日、道場に持参します。乞うご期待!
 さて、急に寒くなり、風邪を引いてお休みの子供、鼻声で稽古に来ている人、いろいろですが、どうぞ、お大事にしてください。11月は演武会、12月には昇級昇段審査があります。普段から、皆、熱心に稽古をしていますが、ますます励みましょう。って、皆は絶対、大丈夫。心配なのは、私の演武です。なんにも、考えていないくせに、立志館の子供たちに「さすが先生」と思ってもらいたい、そんな欲があるから…気が重いです。欲が技をダメにするのを、知っているのになあ。私こそ、我欲を捨てて、稽古をせねば!
 また、今年の演武会の日には、東京から全国合気道連盟理事長をされている師範が、講習会をして下さいます。偉い先生だからって怖くはありません。とても優しい方で、楽しい講習会になるに決まっています。とても優しい方だけど、曲がったことは大嫌いみたい…立志館の皆は、良い子、良い人ばかりだから、大丈夫ですね。一緒に、一所懸命稽古をして、楽しいその日にしましょうね。  


Posted by risshikan  at 18:35Comments(0)

2012年10月18日

10月18日(木)師範稽古がありました

 14日(日)は、久しぶりの師範稽古でした。
 日曜日は、平日に比べると参加者が少なく、この日も立志館の参加は12人でしたが、たまもから二人、高知からも二人の子供が参加してくれました。師範のお話の後、高知のM先生のご指導を受けました。
 普段は、私が指導をするので、個々と短時間だけ手を合わすことはあっても、ひとつの技をずっと、同じ一人の子と稽古をすることはありません。でも、M先生が指導なので、この日は足さばきを高知の男の子、一教を3年生の体験の男子と稽古できました。どちらの子供も、最初は知らないことなので、不安そうでしたが、段々できるようになると、本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。指導の喜びって、そんな笑顔を見られることです。
 昨夜の稽古の最後、初心の1年生K.Mくんと呼吸法をしました。良い姿勢で私が起き上がれないように抑えたときの笑顔、本当に嬉しそうでした。日曜の体験のWくんも、一教で上手に私を抑えたときも、本当に嬉しそうでした。合気道は愛の武道と言われ、精神に重きをおきますが、でも、武道です。武道を始める一番のきっかけは、やはり、強くなりたいからでしょう。保護者の方は、心の強い子供になって欲しいからでしょう。心身の強化が一番、礼儀は二番かなと思います。合気道は、比較的マイナーな武道なので、立志館に関しては、どちらかと言えば大人し過ぎる子供が多く、やんちゃな子供は数年に一人、滅多に入会してきません。だから、まず、受身や技の稽古をして、自信をつけてもらいたいと思います。自信をつけつつ、今月の目標のように「勇気とは、正しいことをすることである(武士道)」とか、先月の「卑怯なことほど、恥ずべきことはない(武士道)」、そして論語で長く勉強して来た「仁」を語り、目指すことができるようになるのではないかなと思います。初心の子供たちにも、受身や技を稽古することで、合気道を好きになってもらって、その過程で心が育って欲しいと思っています。
 師範稽古から、話がとってもそれてしまいました!
 今回の稽古は、武道館で行われました。武道館のときは、私はたいてい、2時間前に行って掃除をします。それを知っている会員の一人が、先週「私も掃除のお手伝いがしたいのですが、先生は何時に武道館に行きますか?」と問いかけてきました。従来師範稽古は、午前でしたが、この度は13時半という、中途半端な時間なので、師範の鍼治療を口実に、師範とM先生を立志館での昼食にお誘いしていました。だから、「今回は、師範と一緒に開始間際に行くので、掃除はできないなぁ」と答えました。
 そして、当日です。13時20分頃、武道館に到着すると、なんと、皆で掃除をしているではありませんか!本当に嬉しくて、皆を誇りに思いました。誰が始めてくれたのか、声掛けしてくれたのか、確認してはいませんが、嬉しくて、あちこちの大人子供に「ありがとう」と言わずにいられませんでした。
 立志館の道場の掃除をするのは、当然のように、私の仕事と思っています。でも、木曜の稽古後の本読みの間、Y.Kくんのお母さんのNさんが、トイレ掃除を自主的にしてくれています。子供たちがぐちゃぐちゃにした本の並べ替えもしてくれています。また、私が道場に着く前に、F.Tさんが掃除してくれていることもあります。子供の中でも、窓を閉めたり、カーテンを閉めるのを、手伝ってくれる子もいます。私が求めている以上のことをしてくれています。そんな心が、人が育っていることが、立志館の誇りになり、私は報われています。ありがとうございます。
 秋になり、4人の新入会者があり、一人体験中です。前回、書いたように、来月には演武会、再来月には審査を控え、自分たちの技を磨いたり、増やしたりしたい時期なのですが、誰もいやな顔をしないで、初心者の手を取ってくれます。先輩からしてもらったことを後輩にして上げてほしいとか、色帯はそれ以下の人の手本であるべきと、教えてはいますが、言う必要がないように心が育っている子供が大半です。それは、掃除をしようと、窓を閉めようと、そう思う心と同じように育っている心です。
 子供たちの技が育ち、心が育ち、段々、私の必要性が減ってきているのが、嬉しいです。まだしばらくは動けるでしょうが、もっと年を取って、動けなくなったとき、ニコニコして見ているだけでも、稽古が成り立つようになっていたら、嬉しいな〜♡  


Posted by risshikan  at 15:24Comments(0)

2012年09月27日

9月27日(木)9月も終わりに近づいて

 ようやく、忙しかった夏が終わります。
 この夏は、立志館にとって、初の少年少女錬成大会参加から始まり、護国神社の演武、なぎなたの受審、大手前での薙刀の合同稽古&審査会、敬老の日の薙刀と合気道の演武、そして東京代々木の青少年センターでの道主の講習会と、本部道場創立80周年公益財団法人認可70周年記念祝賀会の参加。その他に姫路2回、高知2回、山口2回の日帰り稽古もありました。
 いつも目の前に片付けていかなくてはならないことがあり、追い立てられるような気持ちでした。暑い夏を、暑がっている暇がなかったのは良いけれど、一つのことが終わっても達成感を感じる時間さえ無かったのは、残念です。残念がるより、反省すべきかもしれません。子供たちは、それぞれの体験を通して、成長したはずなのに、それを見つけ、十分に褒めて喜んで上げてなかったように思います。
 9月17日、雨の合間の演武で、開催が危ぶまれました。不安不平を一切言わず、ちゃんと演武をした子供たちは、立派でした。なのに、「元気が足りなかった」と言ってしまいました。外部の演武は初めての子供が多かったから、緊張したのは当たり前。もっともっと褒めて上げれば良かった。もう一度、ちゃんと誉めよう!
 秋、冬も、行事は目白押しです。子供たちには、11月の演武会と、12月の審査に向けて、また張り切って稽古してもらいたい。
 そのためには、夏の疲れを忘れるように、楽しく意義ある稽古をしたいと思います。
 今週は、東京行や徳島、山口へ行くのに加え、武道の祭典に向けての会議などで、日曜日はK先生、火曜日はKさん、昨日と今日はYさん、30日は F さんに立志館を見てもらいます。合気道のため、武道のためと思いますが、会員の皆さんには申し訳なく、また、子供たちが怪我などしないか、代りの指導者の皆さんを信頼していますが心配です。
 来週火曜日からは、また通常通り、稽古に行けると思います。武道から離れているわけではないので、寂しくはありませんが、元気な皆さんに一日も早く会いたい気持ちです。  


Posted by risshikan  at 17:22Comments(0)

2012年08月07日

8月7日(火)感想文第3弾

小学6年Y.Hちゃん
 わたしは、七月二十二日に日本武道館で開かれた、合気道の錬成大会に行きました。最初の方は、合気道の練習をして、小手返しのやり方がいつもとちがっていたので、こういうのもあるんだなと思いました。そして、次に演武がありました。出番が一番最初だったのでびっくりしました。少し失敗したけど、その後は大じょうぶでした。それに、良い経験ができて楽しかったです。
  (一番最初の一番前で、号令をかけての演武でした。大人でも緊張するような場面で、立派だなと感心しました)

中学1年H.Mさん
 ふだん稽古で気をつけていることを、あの日本一大きな武道館で実現できたことは、私の大きな誇りとなりました。これからの稽古では、常に上を目指すことを目標として、来年も胸を張って参加したいです。
  (頼もしいです!今回Mちゃんは、稽古や演武だけでなく、観光、移動、宿泊、全ての面で、皆を助けてくれました。ありがとう!)

以下には、動画に寄せられた感想を載せます。嬉しい言葉、アドバイス、ありがとうございます!
さぬき合気道教室G.Mさん
 動画、ブログ拝見しました。
 子どもたちの演武&感想文は、大人顔負けですね。ホント子どもたちって素直で、可能性を秘めていて、うらやましいなと思いました。
 大人の世界では、上辺ばかりが評価されがちですが、そんなことには流されず…!私も、自分の周りにいる人達との気持ちの繋がりを大切にしていきたいと思いましたっ。

高松合気会M.Kさん
 ホームページに書かれていたように、最初と最後の礼がとても大事です。動画ではその部分がありませんでしたが、磯山師範はよく「正しい技は正しい姿勢正しい心から生まれる」と言われます。子供逹の礼儀を見て日頃指導が何教えているのかも見られています。
 子供逹に感想文を書かせることはいいことですね。子供の思いが何処にあったのかがよく分かります。
 我々地方の者はせっかく行くのですから、何か課題を持って行かなければもったいないですね。少し上の課題を。
演武の時間は決まっているので時間は有効に使うことですね。太鼓が鳴るまでに正面に礼、お互いに礼は済ませることが時間を有効に使う方法です。時間内での技の数は決まります。何度も演武の稽古していくうちにお互いの技、間合いがわかってきます。子供逹も子供逹なりに感じ取るものです。そして本番は予想以上の演武が出来るものです。私達が思うよりしっかりしているんですね。だから少し上の課題を与えても大丈夫だと思います。
 また来年楽しみが増えましたね。来年は保護者の方も多く参加頂けたらいいですね。

高校1年I.Mさん
 立志館のホームページと、少年少女錬成会の動画見せていただきました!
 感想文素敵でした!他のページも見たのですが、面白かったことのところ、とっても可愛かったです。つり革持ちたいですよね…!
 みんなの演武かっこよかったです。あんなに広い場所で、たくさんの人の前ですごいです!
 私も見習わないとです…。

高知県M.R先生
 今、ユーチュウブで演武を見ました。気合いが入った、素晴らしい演武でした。技が次々と 出て、受け、取りの呼吸が、ぴったりでした。立ち技、座り技、七人とも、めりはりがあり、よく、稽古ができているのが、わかりました。よろしくお伝えください。

香港K.Cさん
 YouTubeの画像観ました。ナレーション?が、かなり(^^)微笑ましかったです(笑) みんなキビキビとしていて、あー立志館の子たちだ!と。
 参加人数の制限等もあるのかな?東京まで出て行くのは親御さんたちの時間、経費の負担もあるので簡単にはいかないこともあるかもしれないし…と思いますが。もう少し参加人数がいたほうが立志館でのいつもの稽古の空気、(人数がいても規律、礼儀が守られている空気感)がでるような気がします。次回はもっと参加出来る子が増えるといいですね。
以前いただいた演武会での子供達の演武には感動しましたから。。。
 今回参加した子たちは初めてで緊張したでしょうけれど、きっと次回への目標もできたでしょうし、そうやって逞しくなっていくのですね。  


Posted by risshikan  at 11:28Comments(0)

2012年08月01日

8月1日(日)男子二人の感想文

小学4年H.Sくん
  ぼくは、最後のしはんのえんぶがすごいと思いました。どこがすごかったかというと、ものすごくせっきょくてきにかかってくる人たちをたおしていたところです。それと三人もいっぺんにかかってきたのに、たおしたところもすごいと思いました。
    (最後のしはんというのは、道主のご子息の植芝充央先生のことです。YouTubeで検索して、ご覧ください。当日の模様がアップされていました。それを、錬成大会参加者は、間近で観ることができました)

中学1年K.TKくん
  日本武道館は、僕が思っていたよりもとても広かったです。演武錬成では。一番目だったので緊張はしたけど、練習のときより気合いが入り、いい演武が出来ました。これからもけい古をして、技を磨きたいです。とてもいい経験が出来ました。
    (たくさんの観客がいて、最初の真ん前で演武をして、いい演武ができた。勇気があるし、度胸もいい、うらやましいです)

 さて、何人かから、反響のメールがあったので、次回、時間のあるときに、書き込みます。
 それから『合気道探求』という、合気会発行の季刊誌に、Hさん一家の記事が掲載されました。立志館の正面に、そのページを開いて、置いてありますので、読んでください。写真もたくさん載っています。Sくんの文章に、名前は記載されていませんが「厳しいことをいっぱいいう」人のことが、書かれています。私以外にいないな〜と不本意ですが、喜んでいます。その一文を読んで張り切って「Sくん、この写真見てごらん。腰抜けやろ?」と、またまた厳しいことを、言いました。Sくんは素直にも「そういわれてみれば」
 でも、ほんとうに、文章もよく、写真も全部素敵でした!Sくんに、イヤなことを言ったので、私は絶対に腰抜けにならないように、自分を戒めなくてはなりませんね。人に言うなら、自分が一番に直さなくてはね。  


Posted by risshikan  at 09:13Comments(0)

2012年07月30日

7月30日(月)24日の続き

 子供たちの可愛かったこと、面白かったこと、忘れない内に書いておきたいです。
 さて、先日はミュージアムショップの話しで、終わりでした。
 ミュージアムショップを出た後、上野公園出口にある、レストランに入りました。まだ5時半頃でしたが、なにしろ、お昼のお弁当を10時過ぎに食べたもんだから、お腹ペコペコ。パンダカレーや、パンダカフェオレ、パンダロールケーキにパンダオムライス…そんな可愛いメニューが並んでいましたが、みんな普通のを選びました。女子4人と4年生男子が、仲良くオムライスを選ぶ中、K.Tくんはチキンの唐揚げ入りカレーと、意外にも肉食ぶりを発揮。Y.Hちゃんはカレー。知る人ぞ知るですが、大人しく見えるHちゃんですが、クールで、人に左右されない個性の持ち主です。
 「さすが、東京のオムライスは美味しいな♡」なんて、可愛いことを言う中学生のH.Mちゃんに弱点がありました。食べるのが、遅い。弟のSくんに「やっぱり、お姉ちゃんが一番遅い」と言われていました。ということは、普段から遅いってことですか。しっかり者の印象が強いので、意外ですが、人間は弱点がないとね。とはいえ、感心したのは、食後、合気道の仲間から、日曜日の稽古についての問い合わせのメールに、返信をしていた私の食器を、片付けてくれたのは、Mちゃんでした。ありがとうね。皆が食べているときに、メールをしていた自分が、恥ずかしくなりました。
 その後、上野駅前で切符を買う際、中学生の二人が「私たちは、小さいから、子供料金でいいですか?」と問うので、「武道をする人間としては、オーケーとは言えない」と返事をしました。しかし、この二人は「差額は寄付するから」と、盲導犬のための寄付をして、子供運賃で電車に乗りました。世間の人に、ゴメンナサイ…この二人、自分たちだけでなく、他の5人にも呼びかけて、全員で寄付していました。
 さて、上野駅から秋葉原まで、の電車がプラットホームに入ってきました。ギューギュー詰めの電車から出てくる人の多さに圧倒され、「邪魔にならないように、よけて!」と言うのに、電車の真ん前で待っていた子供たちは、棒立ちになって動けませんでした。この日は、天候が悪く(でも気温が22度と低くて、過ごしやすかった)東京駅も上野も、博物館も、比較的に空いていましたが、このとき「都会」を実感したでしょうね。棒立ちになった子供たちを、押したり、怒鳴る大人はいなくて、きれいによけて通ってくれました。感謝です。
 そうそ、東京で電車のチケット購入を、みんな一人一人で購入するのは、他の方の邪魔になるかと心配しましたが、東京近辺在住の方は、カードを使用するので、券売機で購入する人はほとんどいませんでした。おかげで、それだけでも、楽しい経験ができました。そうそ、カードは自動改札を通るとき、ピッと当てるだけ、チケットは通します。K.Tくんがチケットもピッとできるかどうか、こっそり試していたのを、見ました。好奇心の現れですね、良いことです。
 この夜、ホテルで宅配便で、送っておいたそれぞれの荷物を分け、お風呂の入り方を指導し、各部屋に分かれ、何事もなく静かに…と思っていたら、あちらでピンポン♪、こちらでピンポン♪…うるさ過ぎたら注意しよう、遅くまで起きているようだったら注意しようと、思いました。一回だけ、N.Hちゃんがドアに指をつめたと、女の子全員に付き添われてやって来ましたが、Y.H ちゃんの持っていた絆創膏を張ってもらって、冷やすまでもなく、翌朝「指、もう大丈夫?」と問いかけると「?」という表情になった程度でした。良かった良かった。
 翌朝は、朝食ビュッフェか、洋定食を選べましたが、ビュッフェにすると、時間がかかるだろうから、洋定食にしました。テーブルの上に、ナフキン、ナイフ、フォーク、スプーンが並べられ、誰かが「この小さいスプーンで、何を食べるんだろう?」というので、見ると、それはバターナイフでした。可愛い♡グラスいっぱいのミルクと、オレンジジュースに「こんなに、飲めるだろうか?」と心配したり、ナイフとフォークで、目玉焼きを食べるのに、四苦八苦したりと朝食だけで、結構楽しみました。みんな、上手にきれいに食べられましたよ! 
 その後、8時15分までに、下は道衣、上はTシャツに着替え、荷物を詰め、片付けをし、すっかり出かけられるようにするようにと、分かれました。8時15分、女子は全員,言いつけ通りできました。ベッドも、きれいに片付いています。H.Mちゃんは、テレビや部屋の電気をテキパキと消してくれました。片や男子は…荷物は出しっ放しで、テレビを見ていた…聞いてなかったのかな〜?
 チェックアウトして、荷物は重く、坂道は急でしたが、頑張って、少し寄り道して、靖国神社にお参りしました。長くて広い参道を、長くて、みんなイヤかもと思いましたが、不平をいう子は一人もいませんでした。皆で、作法通り、手を洗い、口を漱ぎ、ひしゃくを洗いました。そして、神前では、道場で神棚にするのと同じように、お参りをしました。それを見ていた警備員さんに、褒めてもらいました。
 武道館着と、武道館での出来事は、先日、書いた通りです。
 終了後は、地下鉄で大手町まで行きました。切符を買うのも、このときには慣れた様子でした。大手町から、歩きで東京駅は遠かったけど、誰も文句を言わなかったのが、立派だなと思いました。二日、本当にたくさん歩きました。H.Mちゃんの弟くんは、まだ小さいのに「お腹が空いた」は言いましたが、疲れた、歩きたくないなんて弱音は、一言も言いませんでした。練成に参加しても、きっと、立派にできたと思います!
 東京駅では、また女子のお買い物の虫が起きました。お土産やお菓子を買ったようです。帰りの新幹線の中では、お弁当を食べ、女子はトランプとおしゃべり、男子はゲームとお昼寝をして、行きと同じくお利口でした。岡山からの特急では、疲れ過ぎのためか、楽し過ぎたのか、お酒に酔ったようになり、笑って笑って笑って過ごしました。電車が丸亀に到着するときは「あ〜あ、着いた、ア〜ア、終わった」と、さもさも残念そうに言ってくれました。その言葉と調子が、私の疲れをいっぺんで、吹き飛ばしてくれました。ありがとうね♡
 改札口で、待っていてくださった保護者の皆さんの顔を見て、子供たちはどう感じたでしょう。私はホっとして、安全に帰ってこられて、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 お母さん方、お父さん方、私を信じて、子供さんたちを預けて下さり、ありがとうございました。
 子供たちも、おりこうにしてくれたから、皆が楽しく旅し、練成に参加し、演武もでき、無事に帰って来られました。
 さて、あと4人分の感想文が、寄せられるはずです。中学生2人、6年生1人。また、2/4人は、私に叱られました。どんな作文か、楽しみだな〜。
 そうそ、「ホテルにはパジャマを持って行ってないけど、浴衣があるから」と、N.Hちゃんが言っていました。子供たちが、大人の浴衣を着た姿、写真に撮っておくべきだったな〜と後悔。来年は、きっと!  


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2012年07月27日

7月27日(金)感想文

4年生 A.F
 私は、初めて、東京の日本武道館で行われる「全日本少年少女武道練成大会」に出てみて、とってもきんちょうしました。
 せいざをしてすわっていると、おきゃくさんがたくさんいるなあと思いました。
 えんぶでは、けい古の時よりも、とっても上手にできたかなあと思います。あんなにたくさんのお客さんの前でできたので。うれしかったです。
 来年も、必ず、この大会に出たいです。
   (稽古のときにも、上手にして欲しいなあ)

4年生 N.H
 日本ぶ道館はとても大きくて、客席を見るとすごい人がいて、きんちょうしました。これは、がんばらなくちゃと思い、いっしょうけんめいにえんぶしました。なので私にとって、うつくしいえんぶができて、とても気持ちよかったです。
   (いっしょけんめいすると、満足感があって、うれしいですよね。私にも、皆の気持ちが伝わってきて、感動しました)

5年生 H.M
 7月21、22日に東京に行きました。印象に残ったことは、三つあります。一つ目は、博物館に行ったことです。博物館は2つのエリアがあってとても広くて、全部歩いて回るのは大変でした。二つ目は、合気道練成大会です。きんちょうしたけど、成功してよかったです。三つ目は、電車の中で遊んだことです。トランプや伝言ゲームをして楽しかったです。また来年も行けたら行こうと思います。
   (博物館、私も疲れました!2日間で、どのくらい歩いたろうね。4年生の2人は練成会のことしか、書いてないけど、皆、一番楽しかったのは、Mちゃんと同じで、電車の中で遊んだことだと思いますよ。酔っぱらったように、皆、笑いこけていたもんね。私が一番嬉しかったのは、立志館の子供たちが、今まで以上に仲良くなったことです♡)

   


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2012年07月24日

7月24日(火)少年少女錬成会

 合気会にとっては、第34回目ですが、立志館にとっては初の少年少女錬成会参加でした。
 子供たちがどんな経験をしたか、行動を共にした私には、楽しんでいたように見えました。一昨日の別れ際「100字以上の感想文」の宿題を出しましたので、届いた順にブログで紹介しましので、ご期待ください。
 稽古錬成と演武錬成がありました。稽古錬成では、小1と2、3と4、5と6年生、中学生の4部に分けて、それぞれが20〜30分、交代で稽古をしました。稽古内容は、普段している技と変わりありませんでしたが、手本を見せて下さるのが、本部道場の師範たちでした。取りも受けも迫力があって、間近で見て、驚いたと思います。
 演武錬成では、第1部の1番目、しかも、真ん前でした。Y.Hちゃんの号令で、一教、入身投げ、四方投げ、小手返しをしました。HちゃんとH.Mちゃんは、それぞれが自分で攻撃を指示、K.TくんとH.Sくんは座技、H.MちゃんA.FちゃんN.Hちゃんは、正面打ちで行いました。他の道場は、指導者が号令をかけましたが、立志館は子供を信じて任せる方針ですので、Hちゃんの号令で、演武を行いました。日本武道館は想像を超える広さな上、参加した子供だけで2502人+指導者+保護者+一般の観覧者で、最初の正面に礼の声は聞き取りにくかったです。反省点としては、それぐらいで、演武自体はたくさんの方から、褒められました。姿勢、礼、技、どれも褒めて頂きましたが、特に姿勢と礼が良かったと言われました。
 2ケ月前に今月の言葉として選んだ、吉田兼行の『外相そむかざれば、内証かならず熟す』の通り、形の姿が正しくなると、自ずと稽古に対する心の姿勢も良くなり、技の習得もよくなるのだと思ってきましたが、今回の錬成会でその思いは間違っていなかったと確信しました。
 錬成会は、そのようで、「ほとんど」問題なく、終わりました。ほとんどであり、完全で無かったのは、演武後のことでした。K.Tくんが、師範演武のとき、ゲームをしようとしたことと、全員で演武場から観覧席に戻るとき、H.Sくんが皆について来ず、違う階段を使ったことです。模範演武を見ないでどうする!団体で行動するときは、人に心配をかけることをしてはいけない!2日を通して、叱ったのは、この二つだけでした。大したことではない、ことはありません。
 今週の稽古で、しっかり、他の子供たちの前で話すつもりですが、自分が稽古すること、演武することより、むしろ、優れた演武を見ることで、学ぶことの方が多いのです。また、立場を変えて、自分が一所懸命演武をしているとき、ゲームをされたら、どんな気持ちがするかを考える必要もあったかと思います。
 違う階段を使っても、自分の席に戻れたらいい、ではありません。武道館内では、迷子になっても、場内アナウンスが入るので、心配はありませんが、一事が万事です。もし、海なら、山なら、勝手な行動が命に関わることになります。本人の命、そして、他の人の一生の後悔になります。大げさなようですが、小学校の遠足や、今回の遠征旅行などで、団体で行動することの稽古をしていると思ってください。
 以上は錬成会について、以降はその他のおもしろかったことについて、書きますね。
 まず、21日(土)8:21発特急がプラットホームに近づいてきたとき「新幹線だ〜〜〜!」いやいや、四国にはまだ新幹線はナイんだってば(^^) 特急の指定席を向かい合わせにしたら、「すごい〜〜」と拍手をしてくれた。尋ねてみると、電車に乗ったことがほとんど無かったようです。瀬戸大橋が出来たためでしょうね。それ以後も、岡山の自動改札を通るとき、新幹線のワゴンサービスでお弁当を買うときも、大興奮でした。
 まず、トイレに立った女の子たち数人が、「先生、ワゴンが来る」とトイレを忘れて「買わなくちゃ」状態になりました。まだ、10時そこそこなので、お弁当は9種類もあり、選ぶのに迷うこと迷うこと。そんなとき、男子は肉が多く、野菜少ないという徹底したコダワリがあるので、決めるのは早かった。女子には「他のお客さんがいるから、早くしてね」と声掛けが必要でした。と、案外、早く決めるんですね。あれにしようか、これにしようかと迷うのが、女の子は好きなのだと、今回感じました。無事、それぞれがお弁当を買いました。途端に、お弁当を開け始めたので、「もう食べるの?まだ10時過ぎ」と言っても、止まりません。結局、私も一緒に、早めのお昼になりました。
 品川辺りで、線路脇のビル群に目を奪われるまで、女子はトランプやおしゃべり、男子はゲームとお昼寝で、騒がずお利口で、私は文庫本を一冊、読み切ることができました。ありがとう。東京で山手線に乗り換えて、上野に行きましたが、車中では無理に高いところにあるつり革につかまりたいのね〜。ほとんど、ぶら下がり状態で上野着。改札を出たところで、東京スカイツリーが見えて、大喜び。科学博物館では、1〜4時半まで、楽しみました。360度のパノラマ映像では、恐竜や魚が出ると、キャ〜〜と悲鳴を上げて、まるでディズニーランドかどこかのように盛り上がりました。自分たちで、勝手にあちこち行くように見えるのですが、H.Mちゃんがしっかりと指揮を取り、博物館の隅々を回り、さらに、どこに誰がいるかも把握していようとしていました。私やH.Mちゃんのお母さんがいましたが、Mちゃんに任せっきりにしても、大丈夫と思うほどの活躍ぶりでした。
 博物館内を走り回り、疲れてるはずなのに、ミュージアムショップで、買い物に1時間も!待つ間、座りこんでたいくらいでしたが、武道の指導者が、それではイカンと立って待ちましたが、子供たちは楽しそうでした。それぞれが、それぞれの大切な家族や友達のために選んだお土産、もう皆さんの手元に届いていると思います。喜んであげて下さいね。
 まだまだ、騒動は続くのですが、続きは後ほど。  


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2012年06月25日

6月25日(月)審査終了

 20日に4人、21日に15人、24日の昨日10人が審査を受けました。
 公平な審査にするため(私が一人だと、親心?が働いて、甘くなるかもしれない)20日はさぬき合気道教室のO先生、21日は高知のM先生、24日はさぬき合気道教室のK道場長にお願いして、3日共、私と二人で審査をし、その結果で昇級の判定をしました。
 正直なところ、子供たちの審査は、私自身の指導力を問われるような気持ちがして、いつもドキドキします。自分自身が審査を受ける以上にドキドキします。そして、私の合気道、薙刀の先生方も、私と同じようにドキドキして下さっていたのかなと、有り難く思いました。
 さて、どの先生からも、とても嬉しい評価を受けました。平均、どの子供も礼も技も、受けもよく、大変褒めて頂きました。当然、中には伸び悩みの子供もいます。残念ながら、留めの子も一人いました。飛び級した子もいました。
 飛び級した子は、何人かいましたが、普段の稽古態度も、特に良い子供たちです。やはり、普段の稽古が良いから、技も身につく、稽古相手が誰であっても熱心なので、仲間からも好かるようになります。留めの子供に関しては、私の引っ張る力が不足してるかなと、反省しなくてはなりません。もっと、その子に関心を持ち、働きかけたいと思います。また、私ひとりでは力不足なので、仲間たちの力も借りたいと思うので、ヨロシクお願いします!
 今回の審査で、立志館の将来は明るさを、感じました。1年生の3学期に入会した二人の男子は、あまりにヤンチャで「おサルさんみたいだね!」と言うと「おばあちゃんにも、家族にも、おサルって言われてる!」と、無邪気に応えました。やる気はあり、技も覚えるのに、なかなか『お手本』にはなれませんでした。が、5年生になって、誰が相手でも熱心に、稽古するようになりました。そして、審査でも、立派な演武を見せてくれました。号令も礼も立派でした。また、紺色帯の5年生のMちゃんも、別人のように大きな声がでるようになり、技もしっかりしてきました。現リーダーが素晴らしくて、来年はどうなるか不安でしたが、もう絶対大丈夫と確信しています。
 また、更に4年生のFちゃんとHちゃんも、この1ケ月で、見違えるような成長ぶりを見せてくれました。5年生のMちゃんと一緒に、来月の東京の錬成会に申し込んでくれましたが、正直、大きな日本武道館での演武、ちゃんと出来るかな〜と心配していましたが、受身も技もずいぶんとしっかりしてきて、今は大いに期待できます。審査と錬成会、どちらが、あるいは両方が目標になって、稽古に励めたのかなと思います。武道をするのは、決して、昇級や演武のためではありませんが、身近な目標として、頑張るのは良いことだと思います。
 また、更に1年下の3年生も、良かったです。4人の女子がそれぞれ、成長ぶりを見せてくれました。弱々しさがありましたが、キビキビとした姿を見せてくれました。合気道を好き、稽古が好きと、演武で判りました。現5、4、3年生の姿を見ていると、その学年にもリーダー候補がいて、立志館の将来は安泰だと、とても頼もしく思います。
 M先生が、審査後、「感動、感激、尊敬をありがとう」とおっしゃいましたが、それは、子供たちの姿が「合気道好き、稽古好き」と言っていたからだと思います。
 さて、実は昨夜の役員会で、審査の採点表から昇級を決めました。これから、証書の作成をして、高知の師範のところに持参して、確認の上、お判を頂きます。帯の注文もしなくっちゃ!昇級の結果を見て、留めの子も、昇級の子もどんな顔をするでしょう。
 しっかり、フォローをして、皆のやる気を引き出し、継続させていきたいと思います。
 明日からは、日本武道館での演武の稽古もしつつ、行かない子供たちも楽しい稽古をしていきます。暑く、湿度も高いので、体調に気をつけて、稽古します。お母さんたちも、子供たちの体調管理、よろしくお願いいたします。  


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2012年06月04日

6月4日(月)2日の審査

 Fさん、Yさん、初段合格おめでとう! Kくん、少年準初段合格おめでとう!
 M師範、M先生も褒めてくださっての合格でした。Fさん、Yさんは、審査を受けることを勧めたとき、「大丈夫でしょうか」という返事が返ってきました。しかし、二人共、審査の意味をよく理解して、挑戦してくれました。
 いつも皆に話すように、どんなことにも、意味や理由は一つではありませんが、審査にもいろんな意味があります。
 審査を間近の目標として、努力することも一つの意味であり、大事なことだと思います。今回、審査を受けた3人とも、常に皆の手本になるような真面目で熱心な稽古ぶりです。しかし、審査を受けると決心してからは、更に努力をしました。それは、私だけでなく、皆が気づいたことだと思います。そして、その結果は、皆が見て知るように、心身の成長になりました。
 Fさん、YさんとKくんの演武の受けを、先に初段合格した高校生のYくんとOくん、そして、一度は合気道から去っていた3段のFさんに、お願いしました。3人とも、とても喜んで引き受けてくれました。(残念ながら、Yくんは陸上で高校総体のために、当日、来られず、Oくんが二人分の受けをしてくれました)
 審査の翌日の昨日、Yくんから「Oくんが、Kくんがすごく上手になっていて、びっくりしていた」と聞きました。本当にその通りです。Kくんは、昨年末頃からめきめきと腕を上げたように思います。でも、それは立志館の初代リーダーYくんも同じでした。今は高校生のYくんも、5年生の冬から、驚くような成長を見せてくれました。そうそ、演武で私を泣かせたのも、Yくんが最初でした。
 なんだか、いつもに増して、脈絡のない文章になっています。
 とにかく、嬉しかった。それに嬉しい。立志館の仲間たちが、それぞれ努力をし、成長してくれることが、何より嬉しいです。
 初代リーダーのYくん、去年までのMちゃん、そしてKくん、歴代のリーダーはそれぞれ後輩の憧れとなり、立志館を率いてくれてきました。中学生になると、部活と勉強のために、稽古の回数が減るので、リーダー卒業となりますが、いろんな形で立志館をサポートしてくれています。そんな風に、立志館が続いていることも嬉しいです。
 また、一度合気道を離れたFさんが、戻ってきてくれたことも、嬉しいです。
 憧れのリーダーや先輩がいるから、私がやかましく言わなくても、後輩たちや新しい会員も育っていくのも嬉しいことです。
 今回、段を取得した二人、合気道に戻ってきてくれたFさん、中学生高校生、合気道と立志館を思う気持ちで、これからもずっと、共に稽古し、成長を目指してください。
 20、21、24日には、昇級審査があります。2日に合格した3人に続き、しっかり稽古をして、褒められて昇級しましょう!  


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2012年05月13日

5月13日(日)公認と行事

 道場では発表しましたが、先月末、合気会本部から連絡があり、合気会公認の道場に成りました。公認に恥じないように、今まで以上に、自分自身の稽古をし、皆にも稽古をしてもらおうと、決意をしています。
 今月は最後の週に、高知のM先生といっしょに、合気道の全国大会に行きます。見学のためでしたが、合気会の理事長のご好意で、理事長の道場枠の中で、演武をさせて頂くことになりました。団体演武なので、誰も気づかない演武ですが、それでもM先生と私は稽古をしています。今月は、M先生は4回、立志館を訪れ、私は1回高知に伺って、稽古。楽しいです。演武のためではあっても、演武のためではなく、自分のための稽古だと、実感できます。今月は、薙刀の方で、お城まつりに出場したり、姫路に稽古に行ったり、学校の授業が始まったりと、多忙ですが、自分のための稽古ができるとは、幸せだなとつくづく思います。人のためと、傲慢にも思ったとき、時間的体力的に耐えられないと思うようです。どんなに大変でも、自分が楽しいと思えば、案外、平気かもしれないですね。
 と、今更、書いていますが、公認とか連盟加入って、思っていたより、行事が増えてしまうのですね。今月は全国大会でしょ、来月は指導者研修会、再来月は少年少女錬成会…。それに加えて、薙刀となぎなたと居合があるので、毎月、大きな行事が一つと言わず、2つ3つ。楽しまないとやっていけません。…って、ブログを更新しない言い訳です。
 それから、M先生と私は大勢の中での演武ですが、K先生は香川県合気道連盟の代表として、演武をなさいます。今、密かに特訓中だと思います。大変名誉なことですが、責任もあることです。応援しています。当日は、観覧席から、きっと、先生と同じようにどきどきしながら、応援すると思います。後日談は、道場で聞かせて頂けると思いますよ。
 さて、立志館としては、今月から毎週木曜日の稽古の後、読み聞かせを始めました。読書嫌いの子供がいると聞いて、始めたことですが、小学1年から6年生の子供たちが、参加しています。年齢差があるので、読み物を決めるのが、結構難しいです。小さい子供でも解るようなお話で、大きな子供に子供だましにならない本をと思います。
 以前、準備運動中の百人一首で「いなば」という言葉を言いにくい子供がいたので、「因幡の白うさぎのいなばだよ」と説明したら、因幡の白うさぎを知っている子供がなんと一人だけ。中学生さえ、知らなくて、びっくりしました。また、別のとき、牛若丸を知らないのに、驚いたことがありました。読み聞かせの中には、今のところ、そのような日本の神話と伝説も、加えています。あとは、宮沢賢治やオスカーワイルドのような、美しくて、少し悲しいお話もします。保護者から、是非、こんな本をと提案して下さったら、嬉しいと思います。よろしく、お願いします。
 今夜は、稽古後、7月22日の少年少女錬成会について、保護者の方に説明をし、話し合いをしたいと思っています。先週から、錬成については連絡してきましたが、今夜が申込の期限とします。錬成会では、年齢別の稽古と、団体としての演武、本部の師範たちの模範演武が見られます。立志館がさぬき合気道教室から独立して、初の大きな行事です。将来、私にとっても、記念になるような楽しい結果にしたいと思っています。今年は、色んな事情で、一番は年齢ですが、参加できない子供たちも、いつか一度はいっしょに行けたらいいですね。来年以降も、本部から案内があるはずです。「同じ釜の飯」と昔から言いますが、いっしょに一晩か二晩を共にすることで、仲間意識が強くなると思います。今年は、保護者の参加はありませんが、保護者の方も大歓迎ですので、よろしくお願いいたします。
 さてさて、今日は母の日です。家族でお出かけとかして、稽古に来る人は少ないのかな〜?
 では、私も昼食後に母に会って、日頃の感謝を伝え、そして、薙刀、そして合気道です!では、道場で会いましょう!  


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2012年04月01日

4月1日(日)新年度開始!

 今日から、正式に進学進級ですね。おめでとうございます。
 さて、3月は特別に忙しく、3月ってあったのかと思うぐらいの勢いで、過ぎてしまいました。薙刀の方で、教え子たちの審査がありました。全員合格しましたが、他県の人で落ちた人が結構いたので、今後はますます、自分たちに厳しく稽古をしようと思いました。
 また、K銀行の方々が見学体験に、来てくれました。立志館の子供たちの礼儀が正しいのを見学するのが、主な目的でした。本当に誇りに思います。これからも、子供たち皆、自分たちは合気道をする子供なんだと自覚を持ち、誇りを持ち、正しく厳しく、そして楽しく、稽古をして欲しいと思います。
 高知での卒業生演武会では、高知2人に対し、立志館は5人が卒業生代表として、演武してきました。6年生では、男子S.MくんとT.Mくんの二人、女子はH.Mさん。中3のY.MくんとO.Tくんでした。中3の二人は、受験勉強中も稽古には来ていただけあって、高知の大人にもずいぶんと褒めてもらいました。高知女性の方から、「うっとりと見惚れてしまいました♡」と!まるで親ばか気分で、「そうでしょう!」と応えました。
 さらには、薙刀の重鎮M先生が、姫路の審査経由で香川にいらっしゃって、お稽古をつけてくださいました。92歳の先生にとって、丸1週間の旅は命がけだと思います。感謝なことです。先生の薙刀を思う気持ちが、先生を動かしておられるのだと思いました。稽古では、誰よりも気合いのあるお声と態度で、私の中にあるものを呼び覚ましてくれたように思います。私の中にあるもの、は武道熱。普段は小康状態の熱病が、先生にお会いすると、爆発的に発症します。先生がおられた間中、寝ても覚めても薙刀が頭から離れず…幸せですよ〜。合気道のブログで、薙刀を書いていますが、すればするほど、武道は同じです。皆さんにも、好きなものに出会い、尊敬できる人に出会える幸せを経験してもらいたいです。居合のO先生がいつも仰ることに「メシより好きなこと」に出会える幸せ、特に子供たちに体験して欲しいです。
 何より、気を揉んだのは、立志館の前中3、9人の受験。まだ二人、知らせが入っていませんが、他は全員、希望の高校に合格しました。昨春、一緒に滝の宮に願をかけに行ったので、時間の合うときに、お礼に行きたいと思っています。
 新年には、さぬき合気道教室から独立し、新しい出発に気が引き締まるように思いました。新年度を迎え、特に新中学生、新高校生、わくわくしている事と思います。ドキドキは不安ではなく、わくわくとした期待と思いましょう。勉学、部活、新しい出会い!…いいなあ〜。
 今日はエイプリルフールです。色んな嘘を考えてみたものの、やっぱり良くないような気がして、やめた。今日の稽古で誰か、楽しい嘘でだましてくれないかな〜?  


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2012年03月10日

3月10日(土)受験終了

 寒い道場で、中学3年生が受験勉強をしている姿を、見かけた人も大勢いると思います。微力ながら、夫の協力も得て、受験生の応援をしてきましたが、近々、朗報が入ると信じています。いつ、受験を終えた面々が、道場に稽古に来てくれるか、本当に楽しみです。去年の春、皆で滝の宮に受験祈願に行き、また、お正月にも祈願に行ったので、今度はお礼参りに行かなくてはと思っています。三寒四温といいますが、雨が降る度に暖かくなってきているように、思います。雨が降る度に、庭の雑草が青々と可愛い芽を出すのには、辟易としていますが。
 さて、一昨日の木曜日には、突然、高知のM先生の来訪がありました。全く予告が無かったので、シャッター前に、先生の姿を見いだしたときは、本当に驚きでした。その日に稽古に来た人は、得しましたね!
 この度は、指導を見学したいとのことで、M先生は会員に混じって、お稽古をして下さいました。私も、お相手をして欲しかったですが、指導の立場なので、がまんがまん。一昨日、手を取っていただいた人は、それを他の仲間に教えてあげてくださいね。
 先生から、昨日メールをいただき、早速、立志館の稽古方法を取り入れて下さったそうです。特に「達人の姿」が楽しく、為になると仰ってくれました。光栄だなと思います。29日(木)にも、お越しになる予定ですので、普段、木曜日に来ない子供たち、大人も、是非、来て欲しいと思います。
 嬉しいことは、まだあります。今度、ある会社の方が、部下を何人か、立志館の子供たちの礼儀正しい姿を見せるために、連れてきたいそうです。
 M先生も、他の方も、立志館の子供たちの行儀がいいのは、私が叱ったり、厳しいからだと誤解されたようです。立志館の子供たちが、行儀がいいのは、私は特別に厳しいわけではなく、礼儀正しく、稽古熱心な先輩達に感化されているのだと思っています。また、私たち自身は、普通と思っている受身も、技も、いつも褒めて頂いています。それも、同様です。叱られるからではなく、自主的に努力ができる、そんな立志館で、ずっとありたいと思います。私も、皆に負けないように、稽古をしなくっちゃね。
 これから、季節がよくなります。ますます、楽しく、稽古に励みましょう。  


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2012年02月10日

2月10日(日)先週と今週は、寒い!!

 今週に入り、新しくインフルエンザで休む子供もいますが、先週よりは稽古に来る子供数が増えています。昨日も寒かったですが、大人と子供を合わせて、16人が元気に稽古をしました。
 先週はとても寒かった、でも、昨夜も寒さが厳しかったです。子供たちに、合気道を始めた理由を尋ねたところ、異口同音に「強くなりたいから」と答えが返ってきました。私もそうです。武道を始める動機で、強くなりたいと思わない人はいないと思います。保護者は、礼儀や行儀と思っているかもしれませんが。
 子供たちにも言いましたが、昨夜のような寒い日に、稽古に来るだけで強いと思います。おうちの方たちは、暖かい部屋でテレビを見たり、暖かいところにお買い物に行っているかもしれません。インフルエンザが蔓延していて、学校からも外出を控えるようにと注意がされている状況もあるので、「合気道を休みたい」と言っても、怒る保護者はいないと思います。それなのに、暖房がなく、開いたシャッターから風が吹き込む道場に、なぜ来るのだろう、変わった子たちだな〜と呆れ、いや、感心します。体も心も健康なのだと、嬉しく思います。
 さて今週も、今年に入って、テーマにしている正しい姿勢と、強い手を中心に稽古をしました。また、寒い中、稽古に来たご褒美に、少し変わった技も、紹介しました。大澤喜三郎師範という先生のDVDにあった二教、名前は知りませんが『なべなべ底抜け』のような技(自分の体の前に手のある方が強いと知る勉強になりましたね)と、鎌手首を使った逮捕術に使われるという技です。立志館では初めての技だったので、子供たちも喜びました。でも、鎌手首の技を、少し大きい子供たちが「イタたたた!」と顔をしかめたのを見て、幼稚園年長さんのH.Hくんは恐ろしそうにしました。それで「痛そうでイヤ?」と問うと、大きくうなずくので、年長さんと1年生は、一教をしました。痛いのはイヤ、正直で可愛いです。大きな子供たちは、痛いより、好奇心が勝るのでしょうね。あちこちで、楽しそうに痛がっている声が聞こえていました。
 来週からは、平常の技の稽古をしたいと思っていますが、せっかく覚えた姿勢と強い手を、忘れないように、時々、確認しながら稽古をしたいと思います。まだまだ、インフルエンザや風邪に気をつけましょう。手洗いうがいを励行しましょう。  


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2012年02月01日

2月1日(水)寒い!

 寒いです!
 先週の木曜日には、なんと31人もの人が、元気に稽古に来ました。(その内4人は、旧正月で一時帰国中の香港のKさん家族でした。)熱気で、寒さなど感じませんでした。が、昨日は、うって変わっての10人。何人もの保護者から、インフルエンザで…とのメールが届いていました。
 少人数の稽古は、寂しくて…ってことは、申し訳ないけどありません。寂しさや寒さを吹っ飛ばそうと、普段にも増して稽古をしました、つもりです。人数が多いとできない木刀を振ったり、全員と手を合わせて稽古をしながら、肚から出る手とはどんな手か、とか、結ぶって、どんな感じがするかとか、難しいけれど、感じる稽古をしました。昨日は特に、小さい子供が二人しかいなくて、あとは上級者と中学生だったので、私がしなくてはいけない稽古をしました。
 正しい稽古だったかどうかより、子供たちも私も楽しかったので、きっと良い稽古だったと思います。今夜は何をしようかな〜?と、考えています。集まるメンバーと人数次第で変わりますが、今夜も、私が楽しく、皆も楽しい稽古をしたいと思っています。
 明日はもっと寒くなる予報です。私も先週からの風邪は治ったつもりですが、まだ声が変です。皆も手洗いうがいを励行しましょう。
 たった今、H.Mちゃんのお母さんから、Mちゃんがインフルエンザでお休みのメールが届きました。Mちゃんも、他のお休みの子供たちも、早くよくなって、また、道場に来てください。待っています!  


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2012年01月19日

1月19日 2012年

 今週は寒稽古です。寒い中、裸足で道着だけなのに、楽しそうに稽古をする子供たちといると、私も寒さを忘れ、楽しく元気になります。
 新年になって、子供たちも気づいているかもしれませんが、私は元気満々やる気満々です。以前は、基本の動きを重視して、正しい足さばき体さばき、技の動きをみていました。そして今、子供達は基本の動きを姿勢正しくでき、また心も合気道に向いて、稽古中に合気道以外のことを話したり、ふざけることがなくなりました。とても、嬉しく思います。今までの稽古内容では、満足できない、というか、皆にもっともっと上手になってもらいたい、私やちょっとした大人ぐらいには負けない技を、身につけてもらいたいと、思うようになりました。
 私のできること、知っていることが全く正しいということはありませんが、今の私の思うこと、できることの全てを道場で子供たちに伝え、子供と先生ではなく、合気道をする人間同士として、稽古していきたいと思っています。そして、私より、はるかに若く、能力も可能性もある子供たちが、ドンドン、私を追い越していくことを、喜びとしようと思います。追い越されても、私は私のペースで、少しでも今よりマシになろうと、体と心の続く限り、稽古していきたいと思います。
 年齢や稽古の期間で、当然、技の内容に個人差はあります。有り難いことに、立志館には少しずつではありますが、入会者が次々とあります。私はおばあさんになっても(もう、おばあさんと言える年齢ですが)新入会の子供、幼い子供と稽古をしよう。その子供たちも、また、私を越し、立志館を巣立つ、そんな繰り返しもいいなあと思います。
 新年早々、年寄り臭くて、急にどうしたの?と思われるかもしれませんが、それが私の役割だと思うし、でも、そう簡単に越されないように、努力をしようと、強く思ってもいます。以前から、思っていることですが、私は全然特別な人間でなく、子供たちには先生と呼ばれていますが、先生と呼ばれるほどの技はなく、人間としても普通です(家のこおちょり、武道が好きで、主婦として妻としては、出来損ないですが)。だから(だけど、かな?)立志館に来る子供にも大人にも、立志館に来たこと、私と出会ったことを、後悔されないように努力をし、私の大好きな合気道や薙刀の評判を落とすことは、決してすまいと思っています。
 色々、書いてきましたが、先に書いたように、自分の知る限りのことを伝えたとき、子供たちが驚いたり、また真似た子供たちの技が結構良く、それに私が驚いたり…、そんな稽古が楽しくてたまりません。
 以前は、道場に行って、無理矢理、元気を装うこともありましたが、とにかく、楽しいです。だから、この意欲を継続するために、上記のような心持ちでいたいということかな?どうぞ、今年もよろしくお願いします。
 最後になりましたが、今年の稽古初めのかるた会、滞りなく行えたのは、読み手をしてくれた、大人の会員の皆さんと、私の手に負えない鏡餅を割ってくださった居合のO先生、お餅を焼いたり、お椀につけてくださった保護者の皆さんのお陰です。ありがとうございました。今年は3年生までは、学年別に賞品を出し、4年生以上は中学生まで一緒に競ったのは、成功だったと自画自賛です。4年生〜中3で、優勝は6年生のO.Mちゃん、準優勝はK.Tくん、3位は中3のY.Mくんでした。今年で5回目のかるた会でしたが、O.Mちゃんは、最初の年から、優勝、準優勝のどちらかでした。Mちゃんがいる限り、誰も勝てない、ではなくて、誰か、Mちゃんに勝とうと思って、頑張って欲しいです。来年は、さぬき合気道教室の大人の希望で、大人もかるた会に参加してもらおうかと考えています。そうだ、そして、大人の上位と少年部の上位で、決戦をしよう!子供たち、大人に勝つのを目標に、毎週の百人一首を覚えて、忘れないようにしましょうね。
 ということで、今年は合気道と百人一首を,楽しみながら、頑張りましょう!  


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