合氣道の心−合氣道立志館の稽古ブログ

　長くて、楽しかった昨日。今日は背中がドヨ〜〜ンと疲れています。でも心は晴れ晴れ。　
　昨日は予定通り、８時に立志館出発。９時半には高知の南国スポーツセンター到着。簡単な打ち合わせのみで、全く事前の演習なく、６人の子供達は、立派な演武を披露してくれました。１級のYくん、２級のOくん、３級のY.Hちゃん、I.Tくん、O.Mちゃんと４級のO.Mちゃん。稽古風景と個人演武を行いました。高知大学合気道部、高知大学医学部合気道部、武産合気塾、竜馬塾、さわまん合気塾、大学生OBなどが参加し、観客も大勢見守るような、大人でも緊張する場面でした。大きくなったと思っていた、YくんやOくんが小さく見えるような場所でしたが、本当に立派でした。また、午後からの師範の講習会では、小さい女子２人はずっとお互い稽古をしていましたが、それ以外の子供達は、果敢に大人や大学生に稽古をお願いしていました。演武も稽古態度も良くて、師範やM田先生に、あとからずいぶん褒めて頂きました。私の低い鼻が、グ〜〜ンと高くなりましたよ！？
　高知を３時半頃発ち、夕方立志館での稽古に、スベリ込みセーフでした。他の子供たちにお土産を買う時間もなく、申し訳ないな〜と道場に行くと、香港から帰って来たばかりのKさん家族のお顔がありました！４ケ月ぶりで、とても嬉しく思いましたが、稽古までの時間がなく、また審査が長引いたせいで、稽古後もゆっくり話す時間がなく、残念でした。See'sのキャンディをお土産に頂き、みんなで美味しくいただきました。See'sはカリフォルニア時代によく食べた懐かしい味、アイダホにいたときにもソルトレイクに行くと、食べていた味で、一番喜んだのは、私だったと思います。ごちそうさまでした！
　と、食べることをまず書いて、少し、恥ずかしいですね。審査後、道場長が褒めてくださって、嬉しかったですね。でも、子供たちの審査は、私自身が審査を受けるような気持ちになり、私はあんまり満足していません。みんなが緊張して、普段の力を出し切れていなかったのが、残念でした。もう少し稽古ができていたら、あるいは、審査の目的をもっとしっかり話していたら、緊張しなかったのではないかと、反省しています。明日の稽古納には、審査結果の発表です。みんなの笑顔が見られますように。
　最近、風邪が長引いたり怪我をしたせいか、自分の限界を感じ、悲観的になっていました。いつも、子供たちには「自分の限界は自分が作っているんだ。できないと思うからできない、できると思えばできるんだ」なんて偉そうなことを言ってきたのに、情けないことです。確かに今年の私は怪我が多かったし、体調も悪かった、技も人間も未熟です。でも、昨日の子供たちの演武や審査を見て、こんな立派な子供たちに「先生、あのね！…」と慕わしげに接せられている私が、こんなではイケナイと思いました。ずっと子供たちに立志館の先生は、明るくて元気で面白くて頼もしいと思われるように、現在の自分を反省して、体力も気力も、技も磨いていきたいと思いました。自分のことばかりで申し訳ありませんが、実行していくために、自分の今の思いを表明させてもらいました。新年は、イヤ、今から！さて、まずご飯をいっぱい食べて、体力を養おう。明日は元気にお餅つきです。（ゴメンなさい、ふざけてるようですが、冗談でなく本気です）